Announcement

2015年度、仙台市は、東北工業大学東北芸術工科大学とともに、「せんだいリノベーションまちづくり」をすすめます。

What's RENOVATION MACHIZUKURI?

リノベーションまちづくりとは、補助金に頼らずに、まちの財産である空き家・空き地・活用されてない公共空間を使って、民間の力で行う「まちのリノベーション」です。まちの「家守(やもり)」がその主役です。

About SENDAI

仙台のまちは、東日本大震災後の厳しい状態から力を合わせて立ち上がり、歩みをすすめ、今は10年前よりにぎわっているようにも見えます。しかし今のまちのなかにも多くの課題があります。仙台のダム機能は年々低下し、仙台で学んだ学生が上り列車に乗り人材が流出しつづけることで、仙台だけでなく、東北全体に影響を与えつつあります。

Player = “YAMORI”

まちを育てるためには、そこで活躍する人材こそが重要です。年代物のビルや町屋・コインパーキングの空き・広い並木道…… 見慣れた風景を、仙台の都市課題とポテンシャルととらえ、課題を発見し、課題解決に挑戦していくプレーヤーが、ストック活用時代の仙台のまちづくりの主役「家守」です。一人ではなく、個性的な人々が集まってチームとして立ち上がることで、小さな拠点から始めて、エリア全体を活性化していくことができます。

Event

仙台リノベーションまちづくりのはじまりの場として、2015年7月17日(金)に、清水義次氏をお招きし、リノベーション・カフェトークを行います。

イベント詳細

Join us!

2015年、地下鉄東西線が開通する年に、あたらしい仙台のまちづくりがはじまります。今年度のすべてのプログラムの参加はオープンになっております。皆さんぜひふるってご参加下さい。

総合プロデューサー
福屋粧子

アロー

カフェトーク vol.1

Theme

仙台のまちを変える〜リノベーションまちづくり

リノベーションまちづくりって、どうしたら自然に発展していく? そのヒミツを語ります。はじまりは、2003年千代田SOHOまちづくり構想(家守構想)とCET(セントラルイースト東京)の組み合わせで空き家・空きビルを活用したことにあります。時代が変わり始めた。なら、それにフィットする動きをすればいい! ただそれだけです。さぁ! みんなで仙台のまちを楽しく変えていきましょう!

─アフタヌーンソサエティ 清水義次─

概要
2015年7月17日(金)
OPEN 18:00 / START 18:30 / CLOSE 20:30
仙台市民活動サポートセンターB1 市民活動シアター
(仙台市青葉区一番町四丁目1-3)【MAPで見る
無料 / 定員100名(当日先着順、直接会場へお越しください)
問い合わせ先
東北工業大学工学部建築学科 福屋研究室(大場) 022-305-3610
info@s-renovation.com
講師プロフィール
清水 義次
清水 義次 -Yoshitsugu Shimizu-
都市・地域再生プロデューサー / 株式会社アフタヌーンソサエティ代表取締役 / 一般社団法人公民連携事業機構代表理事
1949年生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。マーケティング・コンサルタント会社を経て、1992年株式会社アフタヌーンソサエティ設立。都市生活者の潜在意識の変化に根ざした建築のプロデュース、プロジェクトマネジメント、都市・地域再生プロデュースを行う。主なプロジェクトとして、北九州市小倉家守プロジェクト、岩手県紫波町オガールプロジェクトなど、民間のみならず公共の遊休不動産を活用しエリア価値を向上させるリノベーションまちづくり事業をプロデュースしている。
パネリスト
竹内 昌義
竹内 昌義 -Masayoshi Takeuchi-
みかんぐみ共同主宰/東北芸術工科大学教授/建築家
1962年神奈川県生まれ。1989年東京工業大学建築学科修了。2009年より東北芸術工科大学でエコハウスの研究を開始。2014年山形リノベーションスクール総合プロデューサー
HP|http://mikan.co.jp
   http://blog.tuad.ac.jp/ae/
パネリスト
馬場 正尊
馬場 正尊 -Masataka Baba-
Open A代表/東北芸術工科大学准教授/建築家
1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂、 早稲田大学博士課程、雑誌『A』編集長を経て、2003年Open A を設立。 新しい視点で不動産を発見し、紹介するサイト「東京R不動産」を運営。建築設計を基軸にし、メディアや不動産などを横断しながら活動している。
HP|http://www.open-a.co.jp
パネリスト
大沼 正寛
大沼 正寛 -Masahiro Onuma-
東北工業大学ライフデザイン学部建築学科准教授
研究分野:風土の醸成に寄与する建築設計・地域計画および建築歴史地理
大切な建物や場所を記録し、保全する。地域のくらしや生産のしくみを探る。後世に残せる建築や風景をつくり育てる。そうして地域が固有の価値を深めていくことが目標です。東北の町や村を歩き、調査や設計、環境づくりを実践します。
開会挨拶
不破 正仁
不破 正仁 -Masahito Fuwa-
東北工業大学工学部建築学科講師
研究分野:地域計画、まちづくり、景観保全、ランドスケープデザイン
地域の自然・歴史・文化を活かしたまちづくりを研究
ファシリテーター
福屋 粧子
福屋 粧子 -Shoko Fukuya-
東北工業大学工学部建築学科准教授/建築家
1998 年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。SANAAを経て、2005年、福屋粧子建築設計事務所設立。2006年、慶應義塾大学理工学部助手。2010年、東北工業大学工学部建築学科講師。2012年、AL 建築設計事務所を共同設立。2015年より現職。震災後、『東日本大震災における建築家による復興支援ネットワーク [ アーキエイド ] 』発起人となり、遠隔地と被災地をつなぐ中間支援型復興支援活動を開始する。朝日新聞社ニッポン前へ委員会委員(2013 年まで)。石巻市復興まちづくり推進会議半島部アドバイザー、岩沼市玉浦西まちづくり検討委員会副委員長など。